あと1週間と迫って参りました、視覚科学フォーラムに関して、すでに郵送を致しましたが、お知らせとプログラム(若干の修正済)とをお伝えいたします。それでは、皆様の参加をお待ちしております。
次のような方法がありますが、まだ、連絡のない方はすぐに知らせて下さい。以下のA,B,C・・,Eで(複数可)。英語でないと分からない外国人もおりますので、図面等はできれば英語での表記もお願いします。発表に際しては、討論時間が十分とれ、かつ時間厳守となるようにお願いします。終了5、2、0分前にベルを鳴らす予定です。
当日受付にて団体扱い「視覚科学フォーラム」として申し込んでありますので、受付で各自で支払って下さい。人数に限りがあるために遠い方や希望者を優先いたしました。
部屋料金・・・シングル1,700円 ツイン2,200円 ファミリー 2,600円(食事なし。工業技術院内の食堂をご利用下さい)
4日 | 工技院発 | PM6:30、6:50 | ||
5日 | ホテル発 | AM8:20、8:40 | 工技院発 | PM8:00、8:20 |
6日 | ホテル発 | AM8:30 |
ホテルの受付で「視覚科学フォーラム」参加者であることを告げて下さい。料金は各自お支払い下さい。大部分シングルルームですが、一部ツインとなる場合もありますのでご了承下さい。
8月4日(水) 第1日目
一般講演1:00-1:05 開会のことば
1:05-1:25
網膜の非活動電位性ニューロンにおけるCa 2+制御について
林田祐樹、高見涼太郎1)、八木哲也(九州工業大・情報工学部制御システム工学科、1)岡山県立大・保健福祉学部)
1:25-1:45
虚血侵襲のラット網膜細胞内カルシウム動態に及ぼす影響
栗山 裕、中川将司、津田基之(姫路工業大・理・生命科学科)
1:45-2:05
脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットの網膜グリア細胞の変化
佐藤久恵、西川真平、富田浩史、玉井 信(東北大・医・眼科)
2:05-2:25
培養ミュラー細胞におけるドパミンアゴニストに対する応答性について
若倉雅登、真下紀美代1)(井上眼科病院・北里大、1)北里大
2:25-2:45
ラット大脳皮質アストロサイトと網膜色素上皮細胞におけるギャップ結合蛋白コネキシン43の燐酸化・脱燐酸化
日高 聡、西川千恵子、加藤寿章、山内理充、宮地栄一(藤田保健衛生大・医・生理)>
2:45-3:00 休憩
3:00-3:20
イモリ再生網膜前駆細胞間のギャップ結合
千葉親文、斎藤建彦(筑波大・生物科学系)
3:20-3:40
フナの脳より単離した新規ペプチドの網膜細胞に対する効果
藤本正昭1)、王小燕1)、佐竹炎2) 、宗岡洋二郎3)(1)島根大・生物資源科学部・生物科
学、2)サントリー株式会社生有研3) 、広島大・総科)
3:40-4:00
大型色対立型双極細胞から記録される紫外応答
新保 清、豊田順一(聖マリアンナ医大・生理)
4:00-4:20
網膜内網状層におけるグルタミン酸トランスポーターの役割
細井延武、松井 広、立花政夫(東京大大学院人文社会系研究科心理学)
4:20-4:35 休憩
4:35-4:55
網膜オン型杆体双極細胞コンパートメントモデルを用いた細胞体-シナプス終末間の
伝達特性の解析
石原彰人、神山斉己1) 、臼井支朗( 豊橋技術科学大・情報工学系、1)愛知県立大・情報科学部)
4:55-5:15
網膜アマクリン細胞の持続性脱分極応答
小泉 周、渡辺修一、金子章道(慶應義塾大・医・生理)>
5:15-5:35
Transient型アマクリン細胞の非フラッシュ刺激に対する光応答
古川 徹生 、 安井 湘三(九州工業大・情報工学)
5:35-5:55
アマクリン細胞シンシチウムは光刺激でダイナミックに変化する
山田雅弘、Kaj djupsund(電総研・超分子部)
5:55-6:15
on-off 型神経節細胞は暗化/明化の順列をコードする
内山博之、後藤浩一、大井良子(鹿児島大・工・情報工学)
6:30- 世話人会
8月5日(木) 第2日目
9:00-9:20
ヒヨコ網膜の神経節細胞層の特殊化
内藤順平、陳輝星、藤原明人(名古屋大(院)生命農学研究科生物機能分化学講座動物形態情報)
9:20-9:40
金魚網膜の周辺未分化細胞から神経節細胞への機能分化:スライスパッチによる解析
田丸文信、千葉親文、斎藤建彦(筑波大・生物科学系)
9:40-10:00
軸索切断後のネコ網膜神経節細胞の受容野特性
高雄元晴、三好智満、石井昌明、福田 淳(大阪大院・医・情報生理)
10:00-10:20
色覚異常マカクザルの探索とその遺伝子解析
大西暁士1)2)、小池 智1)3)、井田美樹1)3)、今井啓雄2)、七田芳則2)、竹中修4)、花澤
明俊5)、小松英彦5)、三上章允4)、後藤俊二4)、Bambang Suryobroto 6)、北原健二7)、
山森哲雄1)(1)基生研, 2)京大生物物理, 3)都神経研, 4)京大霊長研, 5)生理研, 6)ボゴール農科大, 7)慈恵医大)
10:20-10:35 休憩
10:35-10:55
ショウジョウバエ視細胞におけるシナプス小胞の再形成過程
尾崎 浩一 、 志水 英之 、 佐藤 明子 、 河村 悟(大阪大院・理・生物科学)
10:55-11:15
イモリ(Triturus pyrrhogaster)網膜における視物質の解析
榊原俊介、高橋勇輔1)、今西由和、佐藤卓至、久富修、徳永史生(大阪大院・理・宇宙地球科学専攻、1)東北大院・情報)
11:15-11:35
ミニアワモチ背眼網膜の繊毛型光受容細胞外節内微小管の配列
片桐展子、片桐康雄1) 、島谷祐一 2) (東京女子医大・総合研究所研究部、1)東京女子医大・看護基礎科学、2)東京女子医大・医・第一生理)
11:35-11:55
低酸素ラット網膜におけるアスパラギン酸アミノ基転移酵素活性低下のメカニズム
遠藤聡子、石黒誠一、玉井 信(東北大・医・眼科)
11:55-12:15
ウシ網膜X-アレスチンの同定と生理活性の検討
前田忠郎、大黒浩、前田亜希子(札幌医大・眼科)
12:15-1:00 昼食
1:00-1:20
癌関連網膜症の分子病態
大黒 浩、前田亜希子、前田忠郎(札幌医大・眼科)
1:20-1:40
網膜色素変性モデルラットにおける分子病態の解明
前田亜希子、大黒 浩、前田忠郎(札幌医大・眼科)
1:40-2:00
幼若サルの第一次視覚野(V1)神経細胞における方向選択性の検討
隈上武志1) 、松浦一貴1)2)、佐々木勇二1)、八田史郎1)、玉井嗣彦1)、Yuzo M. Chino2)(1)鳥取大・医・眼科、2)College of Optometry,University of Houston)
2:00-2:20
Methylazoxymethanol(MAM)注入による発達異常ラット視覚野の機能構築
今村一之、小林真之、中舘和彦、山本正朗(大阪バイオサイエンス研・神経科学部門)
2:20-2:40
陰影による凹凸知覚の神経メカニズム -fMRIによる解析-
泰羅 雅登 、 野瀬 出 、井上 健太郎(日本大・医・第一生理)
2:40-2:55 休憩
2:55-3:15
実物視標運動による視覚刺激とHMDを用いた仮想的刺激による脳内活動
小山田浩1) 、早川祐貴1)、杉浦元亮2) 、高田律子1) 、延澤秀二3)、吉川悦次4)、高木 峰夫1)、川島隆太2)、尾内康臣3)、岡田裕之4)、鵜飼一彦5)、海老澤嘉伸6)、塚田秀夫4) 、長谷部 日1)、阿部春樹1)、福田寛2)、板東武彦1)(1)新潟大・医・第一生理、2) 東北大加齢研、3)浜松医療センター、4)浜松ホトニクス、5)社会福祉大、5)静岡大工)
3:15-3:35
脳型デバイスとその応用:人工網膜移植
八木哲也、亀田成司、林田祐樹、Li Liming(九州工業大・情報工学部)
3:35-3:55
ハイブリッド型人工網膜における微小刺激電極アレイの開発
八木透1)、神田寛行1)、田中斎二郎1)、伊藤雄一郎1)、渡部眞三2 、内 嘉樹1)(1)名古
屋大・工学研究科、2)愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所)
3:55-4:15
網膜神経節細胞の再生におけるc-fosの影響
忍足俊幸、出沢真理、根岸久也、安達恵美子(千葉大・医・眼科)
4:15-4:30 休憩
4:30-4:50
培養網膜神経節細胞の生存に及ぼすTNF-α及びIL-1βの効果
森際克子、全 美子、玉田義之1)、福田 淳(大阪大院・医・情報生理、1)千寿製薬)
4:50-5:10
新しい偏光顕微鏡による神経成長円錐の観察――培養網膜細胞への適用の可能性――
加藤 薫、成岡秀訓1、斉藤建彦1、清水秀明、山田雅弘(電総研・超分子部、1筑波大・生物科学系)
5:10-5:30
培養シュワン細胞による視神経再生と神経成長因子の影響
根岸久也、出沢真理、忍足俊幸、安達恵美子(千葉大・医・眼科)
5:30-5:50
網膜神経節細胞の軸索再生とFGF受容体の発現
全 美子、渡部眞三1)、福田 淳(大阪大院・医・情報生理、1)愛知県発達障害研・生理)
5:50-6:10
ラット網膜発達期および視神経切断時におけるShc関連遺伝子群の発現動態とその機
能
中澤徹 、古山達雄、中野伊津子、佐藤仁彦、森 望(国立長寿医療研究センター分子遺伝学研究部)
6:20-8:00 懇親会 B食堂にて
8月6日(金) 第3日目
9:00-9:20
A potential role of a novel neuron-specific protein (p24) in the retinal
differentiation and optic nerve elongation.
Masasuke Araki (Develop. Neurobiol. Lab., Fac. Sci., Nara Women's Univ.,
Nara, Japan)
9:20-9:40
Ectopic expression of ribbon-like structures in the invaginating dendrites
of bipolar cells of metabotropic glutamate receptor 6 (mGluR6) knock-out mice.
Yoshihiko Tsukamoto (Dept. Biol., Hyogo Col. Med., Hyogo, Japan)
9:40-10:00
Neurotrophic factors to enable neurite regeneration from transected optic nerves.
Hidenori Horie (Dept. Physiol., Yokohama City Univ., Sch. Med., Yokohama,
Japan)
10:00-10:20
Multiple approaches to regeneration of retinal ganglion cells.
Mari Dezawa,(Dept. Ophthal., Sch. Med., Chiba Univ., Chiba, Japan)
10:20-10:40
Survival of axotomized ganglion cells in the cat retina: activation of adenylate cyclase enhances the effect of neurotrophic factors
Masami Watanabe (Dept. Physiol., Inst. Develop. Res., Kasugai, Japan)
10:40-11:00 coffee break
1999 International Symposium on "Development and Regeneration of Retinal Circuitry and Optic Nerve"
as a part of the activity of the research project entitled "Studies on the
controlling factors for regeneration of the retinal circuitry and the optic
nerve", supported by the Strategic Promotion System for the Promotion of Brain
Science from the Science and Technology Agency of Japan.
11:00-11:05 Opening remarks by Yutaka Fukuda
11:05-11:30
Survery of the research project supported by the Ministry of Science and Technology entitled " Studies on the controlling factors for regeneration of the retinal circuitry and the optic nerve"
Yutaka Fukuda (Dept. Physiol., Osaka Univ. Med. Sch., Japan)
11:30-12:20
Molecular regulation of cell death, cell survial and regeneration in adult
CNS neurons.
Mathias Baehr (Neurol. Clinic, Univ. Tubingen, Germany)
12:20-1:20 lunch break
1:20-1:50
Appearance and maturation of cholinergic system components during retinal development and regeneration of newt.
Takehiko Saito (Inst. of Biol. Sci., Tsukuba Univ., Japan)
1:50-2:40
Retinogenesis resolved: from dispersed cells to complete retinal tissue in rotation culture.
Paul Layer (Inst. Zool., Darmstadt Univ. Tech., Germany)
2:40-3:00 coffee break
3:00-4:00
Effects of retinal degeneration and repair on visual function in rodents.
Raymond D. Lund (Inst. of Ophthal., Univ. Coll. of London, U.K.)
4:00-4:50
Survival and Growth of Retinal Ganglion Cells after Axotomy.
Jeffrey L. Goldberg (Dept. of Neurobiol., Stanford Univ., U.S.A.)
4:50-5:20
Clinical trials to rescue photoreceptor cell death by the transplantation of iris tissue in patients with age-related macular degenerations.
Makoto Tamai (Dept. Ophthal., Tohoku Univ. Med. Sch., Japan)
5:20-5:25 closing remarks by Yutaka Fukuda